SSブログ

ベルボンの小型軽量三脚ウルトレック45Lを使ってみる [写真]

大きい三脚があっても、持ち出すのが面倒になって、使用する機会が少なくなっている人も多いのではないでしょうか。自分がそうです(笑)。

本格的な撮影をするつもりの時は、ちゃんとした三脚を持って行きます。しかし使うかどうか判らない時に、かさばらない大きさの三脚を欲しいと思っていました。

20121208-DSC00442.jpg
ベルボンのウルトレック45Lです。縮長(折り畳んだ時の長さ)が30センチ弱。雲台込みで重さが1.3キロ弱。推奨積載は2キロ。

20121208-DSC00443.jpg
使用する時には、脚を反対方向へ広げます。自分が買ったのは雲台付きモデルです。専用のクイックシューと一体になった1ハンドル+レバーの2WAYタイプです。雲台の取り外しは可能らしいですが、簡単には出来ず止めておきました。雲台なしタイプも売っています。

20121208-DSC00449.jpg
脚のロック方式が、ねじ込みでもレバーとも違う独自の方式です。伸ばしきった箇所で、横に捻るとロックされます。階段状にロックされる、と言えば伝わるでしょうか。クランク式とでもいいましょうか。

購入した決め手がこのロック方式でした。レバーは締め付けが弱いし、ねじ込みも完全ではありません。このクランク式なら、脚が折れない限りは踏ん張ってくれそうです。ただしコツを掴むのに結構時間を要しました。手も痛くなりました(笑)。


使う時にはもう1つ操作が必要です。脚を反対側に開いたら、付け根の部分を持ち上げて90度回転させます。 ※マウスカーソルを画像に合わせると、操作後の状態になります。

20121208-DSC00453.jpg
これにより脚が地面方向のみに開くようになります。スライドの位置を変える事により、脚の広がる範囲も限定できます。

20121208-DSC00455.jpg
この状態で高さ約140センチ。さらにエレベータを伸ばすと156センチになります。高身長な方には厳しいかな。

20121208-DSC00456.jpg
上に向けるのはこれが限界。構造上仕方ないので、クイックシューを逆に付けて、反対方向に倒して対応しますか...。

20121208-DSC00457.jpg
横には左右どちらも90度倒れてくれます。不安定になりますが。

20121208-DSC00467.jpg
収納袋付きでした。

5D2 + EF16-35/2.8 で十分使い物になりました。あった方がマシ、というレベル以上の仕事をしてくれました。この組み合わせで撮った星空はこちら。

もちろん本格的な撮影や、D800などの超高画素の撮影には役に立たないでしょうが、旅のお供や、ゆるい撮影にはあって捗る三脚だと思います。自分は天気が悪いと予想されている時の、星の撮影の時に重宝しています。

ちなみに5D2 + EF70-200/2.8 を乗せたところ、風がきっかけで、ゆっくりと倒れました。傍に居たのですぐ支えましたが。手を添えて撮影するならアリと思いました。

この三脚と同じ脚を使った一脚も持っています。こちらもEF70-200を付けて撮影しましたが、重さによる負担を軽減できてアリでした。その時撮影した夕刻の画像はこんな感じ

この三脚には姉妹品が色々あるので、自分の用途に合う製品があるかも知れません。調べてみてはどうでしょうか。

もちろんお金があれば、GITZOのトラベラー1型のGK1580TQR5に突撃しますが.....。こちらはヨドバシカメラで、2万円弱、脚のみなら1万円弱(平成24年12月)となっています。


nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。