SONYのDSC-HX30Vのデジタルズームを試してみる

SONYのサイバーショット「DSC-HX30V」を買いました。コンパクトでありながら光学20倍ズームが売りのモデルです。35ｍｍ換算で25-500ｍｍです。

光学で500ｍｍというのも凄いですが、さらに全画素超解像ズームというのがあります。電子ズームでありながら、画像劣化がない、というの売りです。キヤノンではプログレッシブズームという名前の仕組みと同じだと思います（多分）。


25mmで撮影。画面左端の東京ゲートブリッジに寄ってみると.....。


ここまで寄れます。本体の液晶で見ると、きれいに撮影できているように見えますが、PCでじっくり見るとかなり粗いです。今までのデジタルズームと比べると、確かにきれいではありますが、拡大には耐えられない画です。

色々な場所でこのデジタルズームを試してみました。
撮影はすべてプレミアムおまかせオートで撮影しました。シャッターを切ると、連続撮影した画像を合成して、ノイズを消したり、ブレを目立たなくしたり、露出補正をかけて、一枚の画像を吐き出します。


広角端の25mm。


光学ズームの最大500mm。


更にデジタルズーム。陽炎のせいで粗が目立たなくなっています。


この画像は光学ズーム。


デジタルズーム。日が昇りかなり暖かな状況での撮影。真冬の早朝ならもう少しパリっとした画になるかも。


揺れる船上から。500mmが手持ちで撮れるのは凄い。


下地島空港のRW17からRW35を望む。


天候のせいか冴えない画像が吐き出されます。




鏡胴のサイズは、柵の幅にぴったり入るくらい。これで脚立がなくても大丈夫ｗ。


宮古島と来間島の間に架かる来間大橋。全長1,690mで、船舶航行の為の凸部が特徴。


圧縮効果でこんなにも強調されて面白い画になります。この橋は農道橋で、水や電気を島に送っているのだそうです。横の白いパイプがそれかも。


沖縄本島のゆいレール。那覇空港の展望デッキから。


伊丹空港の千里川の撮影スポットから、25mmで撮影。


500mmのデジタルズームで撮影。


B787の着地を撮影。2万円そこそこのコンデジで、ここまで撮れれば上出来じゃないでしょうか。

これで飛行機を専門に撮るのは無理がありますが、いざという時の超望遠としては十分じゃないでしょうか。普通の人の使い方では、ここまでの望遠はそんなに出番はないでしょうから。